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Alexia Stam の海外のイラストレーターデザイン盗用疑惑について私も調べてみた

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今、デザイン盗用疑惑で話題になっている水着ブランド Alexia Stam

2008年から海外の水着をインポートしている私も、Alexia Stamは一応フォローしています。Alexia Stamが現れた頃から、普通のビキニがいつの間にか「ブラジリアンビキニ」という呼ばれ方をするようになったからね。 昔は私は本当にブラジルから水着を仕入れて売っていたので「ブラジリアンビキニ」だったけど、だんだんコロンビア、ペルーなど南米の水着ブランドがブラジルの水着を超えて人気が出るようになり、、、そこに便乗するように現れたAlexia Stam

今回は当事者ではない第3者の目で、ちょっとこの事件について調べてみました。

SNSで荒れてるコメントを見て、最初は「商用のプリントを使ったビキニを パクリだ!!と騒いている」のかと思って、買っている人は「何もわかってないな…」と思ったのですが,,,

南米の水着でも、「この2つのブランドは同じ生地を使っているな」ということはよくあります。

水着の生地を作っている会社があり、そこの会社が出しているプリントをメーカーが買い、デザイン(形などを決めて)に合わせてパターン化、水着になるという過程の商品と、イラストからデザインしてそれを生地にして水着にするという場合など色々な作り方があるので、Alexia Stamは後者だと見せかけて前者だったという話なのかと思いましたが、どうやらもっと根深い!

「全て手書きといった覚えはないのに、いつの間にか全ての水着は手書きだと勘違いされてしまっていた」というのが今回の騒動のデザイナー側の言い分ですが、

本当の問題は

・自分でインスピレーションを得たように見せかけ、本当はマイナーな海外のデザイナーさん( https://www.instagram.com/kris_kvilis/ )やhttp://www.shutterstock.comなどのイラストを見て真似して書いていた柄がたくさんある。

Krisさんの着ている服にそっくりな水着まである。

・Krisさんはデザイナー 山中美智子や会社に2、3か月ほどイラストのライセンスについて問い合わせているが返事がないと、https://www.instagram.com/kris_kvilis/ のインスタグラム上で言っている。

・その他 全て手書きのプリントだというようなことをほのめかしていたという証言が後を絶たない など

「オリジナルだって書いてあったのに!!」という怒りがある人もいるようですが、イラストを買って水着を作ったらそれはオリジナルな水着なんだと私は思います。

(ちゃんとイラストを買っていたのならまだ普通のビジネスですが、Krisさんとの会話を見る限り、勝手に使った可能性も高いように見えますね)

ほとんどの水着メーカーはイラストまでデザイナーが書いていないのが現状のはず。

だって、服や水着の「デザイン」と「イラスト」って別の才能が必要だと思うんです。生地のデザイナーもいれば服のデザイナーもいるし、デザイナーはイラストレーターでない場合もあるし。

私個人的には、人の書いた絵を見て絵を描いて、自分を「デザイナー」と呼ぶ、という行為が今回の騒動の中で一番恥ずかしいな。

日本人は本当にパクリが多いのはいろんな業界で有名ですけど、こういうのは本当に日本人の恥だなって…自分で1から何かを生み出すクリエイティブな人間が少ないのが悲しい。

なので今回の騒動を見て「あ、やっとみんな気付いたのか」という程度の感想しかありませんでした。(笑)

Alexia Stamは、私から見ると、オリジナリティを感じたことは全くなく、全て「どこかで見た気がする」という感想だったんです。

Alexia Stamのデザイナーさんは、もともと当店のお客様でもありましたし。

私のサイトの文面をAlexia Stamのサイトでコピペされて使われたこともあります。(笑)

でもこんな事件があっても「水着のお金を返金しろ!」という意見はなんか違うような気がしますね…

自分で買った物が、どこかの柄とそっくりだった!!という事実があったとしても、それで返品してもらえる理由になるんでしょうかね?

「炎上してて話題だから恥ずかしくて着れないから返品したい」

「美智子さんが書いたと思って買ったのに違うなら返品したい」

というのは、なんか現実的に叶わない願いのような気がします…

そして「山中美智子のインスタに質問をしても返事がこない」というクレームを出している人がたくさんいますが、それは当たり前というか仕方ないと思う。

あれだけたくさんのコメント、質問が普段からインスタにあるのに、一つ一つ返事してたら普通の生活ができませんよね。

一番の問題は、あれだけのお客様 (2016年の売り上げは3億円らしいです)がいるのにカスタマーサポートのシステムがあまり整っていないよう

社長本人が一人で手に負えるお客様の数ではないから、せめてカスタマーサポートのスタッフは十分な数が必要ですよね。

無名な私ですら、夏は問い合わせへの対応ですっごく忙しいんです。

あれだけフォロワーが多い、3億円を売り上げる人への問い合わせなんて、一人で一個一個読むのも無理だと思います。

と、遠目からこの事件についての感想でした!

https://blog.brazilmizugi.com/2018/07/05/日本製の水着-丁寧に日本で作られているという/

1万円以下の水着

ビーチハット

ラッシュガード

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