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  • 2018-09-03

無痛アロマ分娩の出産レポート 費用・その効果は?

この記事を書いた人について

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先日、第二子を出産しました。インスタで沢山お祝いのメッセージ、ありがとうございました!

第一子は無痛分娩でしたが、今回はさらにアロマも追加!

アロマってどういう事か自分もよくわかっていなかったのですが、出産時にアロマセラピーのプロがずっと陣痛中ツボを押したり、腰のマッサージをしてくれたり、アロマの匂いを嗅ぎながら呼吸したりするお産です。

無痛分娩の流れ

1.入院

無痛分娩をするには麻酔の先生がいる時間にお産しなければならないので(病院によってはいつも麻酔の先生がいるところもあるらしいですが)38wくらいをめどに計画分娩で予約を入れます。私は前日から入院し、子宮口を広げる海藻をいれるという処置をほどこし、それが水分を吸って子宮口が翌日には広がっているという状態を作りました。

すでに子宮口が広がっている人はこれをやらなくていいので、羨ましかった。この処置、入れるのも痛いし、次の日抜くのも痛いです。

無痛分娩だからって、常に麻酔がかかっている訳ではもちろんないので、色々痛い事します…

2.翌朝 陣痛促進剤を点滴

朝の5時半から起きて、何も食べたり飲んだりが禁止です。(前の日の夜9時以降から禁止)麻酔をすると何か飲んだり食べたりした場合吐き気がするらしい。

水分を点滴し、そこに陣痛促進剤も足す。トイレも行けないのでおしっこを抜く管も入れたり….身体中、点滴と管と注射だらけ。

朝9時からさっそくアロマの方がマッサージしに来てくれました。

一人目は夫に腰を押してもらったりしましたが、やっぱりプロは違う。

段々陣痛っぽい症状が現れても、マッサージをされるとだいぶ楽になって、麻酔を頼むのも前回より1、2時間あとで大丈夫でした。前回は麻酔の先生がくる前に陣痛が始まってしまって、すごい痛い思いを我慢しなければいけなかった!(30分くらいですが。すごい痛かったすでに)

3.麻酔を開始

麻酔するには、麻酔の管を入れるためにその痛みを緩和するための麻酔の注射をします。それは痛いです。麻酔のための麻酔が痛いなんて、皮肉。管から麻酔を流していくと、段々痛みが和らいで行きます。

痛みが強くなっていくと、麻酔も追加してもらえるという感じで、調節していきます。途中、すごく苦しかったのですが(痛いのとはちがう)すでに麻酔はマックスになってるし、あまり麻酔すると産む時に力めなくなる…と麻酔を足してもらえず、しばらく陣痛に耐えましたが、「せっかく無痛分娩やっているのに随分苦しそう」と、さらに注射で麻酔を足してくれて、それで、本当に何も感じなくなりました。

出産エピソード

今回は破水までスムーズで、するっと一人目より早く生まれてくるものだと勝手に思っていました。一人目の息子を保育園に預けてパパが立会い出産しているので、5時までには産まないと…!!というプレッシャーもあり…

産まれそうだねという頃、助産婦たちが「おかしいね・・・もしかしてあれかな」と。先生が超音波?か何かで赤ちゃんを見て、「あれだわ。」と。

赤ちゃんって生まれる時にちゃんと決まったポーズで決まった方向に体を自分で回転して出てくるんですが、その方向を我が子は逆周りしてしまっているとのこと! そもそも不思議ですよね、自分の力で回ったり体制変えたりして外に出ようとするって、神秘的です。

逆回りすると、帝王切開をするか、ゆっくりゆっくり出てくるのを待つか、という選択肢になるそうで…ここまで陣痛に時間をつかってすぐそこまで頭が見えているのに帝王切開!?!?ともう、絶望的な気分。

子宮口にいつまでも引っかかっていると赤ちゃんは苦しくなってしまうので、それはそれで危険とのこと。実際、何度か赤ちゃんの心拍数が落ちすぎているので早く産まないと!と助産婦さんたちは結構急いでました。

すぐそこまで頭が見えてるから、もうお腹の上から赤ちゃんのお尻を押して、頭を吸引機で一気に同時に引っ張って無理やりだそう!ということになり、この時点で5時もすぎてて、パパは保育園に迎えに行かなければいけないのに、今を見逃すわけにもいかないし・・・ともうどうしていいかわからない状態で・・・

結局私の踏ん張りと、助産婦さんのプロレス技のようなお腹への攻撃と同時に下から吸いあげての引っ張りで出て来た我が子は、なかなか呼吸を始めずに、なんと8分くらいぐったりしてて泣かずに、私もう、ダメかと思って涙が出て来ました。看護婦さんたちが一生懸命酸素を送り込んで、ゆさぶって、紫色になっていく息子がもう心配で・・・

やっと呼吸を初めて苦しそうな鳴き声をずっとあげてて、紫になった体を温めて、1時間くらいしてやっと抱っこしました。

 

産んだ時は麻酔がマックスで効いていて、全然痛くも辛くもなかったです。

辛かったのは精神だけ。

これ、無痛じゃなかったらホントやばかった。

この間もずっとアロマの方は私の隣で、リラックスさせるためにアロマを嗅がせてくれたり、さすってくれたり、色々してくれていました。本来は出産後は足のマッサージなどを30分してくれるのですが、出産がだいぶ時間がかかって遅くなったので、次の日にやってもらいました。

無事を確認した夫は、やっと保育園へ飛んで行き、どうにかぎりぎりお迎えの閉園時間内に間に合ったようです。

無痛・アロマ出産費用

麻酔代が8万円、アロマ代は2万で、普通の分娩プラス10万です。私は全部で7泊しました。

アロマ代は、病院ではなくアロマセラピーのサロンに直接払うので、この明細には記載なしです。

 実際に支払うのはこの219920円。

おまけ。病院のご飯とマッサージ

ここの病院を選んだのは、友達がここで産んでいて、全部個室で無痛分娩をやっていてご飯が豪華で美味しい!さらにアロマのマッサージ付き!というのに惹かれて選びました。入院すると30分はみんな無料で リフレクソロジーが付いてきます。さらに無痛分娩を選択した人は、プラス1万円で80分のマッサージ2回受けれるので、私はこれを出産前から予約してました。

生まれたての赤ちゃんを看護婦さんたちに預かってもらってマッサージできるんですもん、家に帰ったらそう簡単にマッサージとか通えないし。

ここで入院するのは2回目ですが、ご飯がさらに華やかになった気がする!1回目の入院の時も美味しかったけど!

毎日3時のおやつも入院中の楽しみの一つ!

夫の親に、「産む病院は、遠いけど、無痛分娩ができてご飯が美味しいところに選んだ」と言ったら、

「ご飯のために入院するわけじゃないでしょう」とか言われたんですが、入院は出産でボロボロになった体を癒すためにするんですよね。

まずい病院食を食べながら、病気の人に紛れながらの大病院で、知らない人との相部屋なんて、想像するだけで身も心も休まるわけないです。

ほんと、ここの産婦人科には癒されました。

ありがとうございました!!!って感じ。

場所は平塚市の前田産婦人科です。

お近くの方、ぜひここにしてみてくださいね!(私は33wから、横浜からここまで1時間かけて通ってました。)

 

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